自分のことが分からない…
やりたいことが見つからない…
という方は多いのではないでしょうか?
私もその1人でした。
「長所、短所を探しましょう!」、「就職活動では自己分析が重要です。」と学生時代にはよく言われましたが、毎回書き出すのに苦労していました。
ですが、本書を読んで解決し、転職活動のエントリーシートや面接の軸がしっかりしてあっさり次が決まりました。
私と同じような悩みを持っている方の参考になる書籍だと考え、今回紹介します。
ポイント
なぜやりたいことが見つからないか
そもそもどうしてやりたいことが見つからないのか?
もしかしたら、間違った探し方をしているからかもしれません。
稼げるかなどのメリットがあるかで判断
多くの人がやりがちな部分だと思います。
「あれをやれば〜できる!」などついメリットばかり見て行動していないでしょうか。
ですが、この変化の多い時代ではそのメリットも数年、数十年後にはなくなっていることも多いです。
すると、メリットがなくなったら辞めてしまうことになります。
軸がない
自分の軸と言えるものがないと他人の意見に影響され、迷い続けてしまいます。
他人軸の判断基準から自分軸の判断基準で物事を決めなければなりません。
自分軸になることで芯ができ、他人に流されずに生きていけます。
「どうすべきか」で判断してしまっている
このようにメリットや他人の意見に流されて、どうすべきかばかりの判断をしてしまっています。
そのため、「どうしたいか」の判断基準を持たなければやりたいことを見つけられません。
本書ではその手法を解説してくれています。
3つのポイントで自己理解
自己理解の3本柱として筆者は
- 得意なこと
- 好きなこと
- 大事なこと
を挙げています。
3つともに当てはまることがあなたのやりたいことです。
私自身も3つ全てに当てはまることではなかったため、転職しようと決意するに至ったのだと本書を読んで気付きました。
その欠けていた部分が「大事なこと」です。
おそらく本書を読む方も多くはこの「大事なこと」が欠けているのではないかと考えます。
本書を参考に1度本当にやりたいことだったのか考え直してみると良いでしょう。
自分のやりたいことや価値観を探すための数多くの手法や質問
自己理解を深める上で、筆者が数多くの質問を用意してくれています。
特に、自己理解実践ビジュアルフローチャートが役立ちます。
YES、NOの形式で図に沿って自己理解を進める手助けをしてくれます。
ここを見ながら進め、記載のあるページを読む、質問に回答するということを進めていけば必ずあなたが本当にやりたかったことが見つかるはずです。
実践
この書籍の内容を私自身が実践してみた結果、転職活動で活かせました!
本書に出会う以前から転職活動をしていたのですが、この本に出会ってあっという間に次の仕事が決まりました。
本書に出会う前
何社も受けてエントリーシートの提出をしていましたが、ほとんどが書類選考落ちでした。
また、運良く面接に通った企業でも質問に上手く答えられず、芯がブレブレな回答ばかりして落ちていました。
そこで、自己分析が足りていないと感じ、参考にできる本はないかと探していた時に出会ったのが本書です。
この時点で転職活動を始めてから4ヶ月ほど経過し、少し焦りがあったのもあり、この本に出会えたのは行幸でした。
本書に出会った後
本の内容に沿って自己理解を進めていきました。
読むの自体は3時間程度で読めたので、自己理解まで2日ほどで完了したと思います。
自己理解を終えてさっそく「気になる」に登録していた企業に応募してみました。
結果、書類選考は合格し、学力試験を受けました。
学力試験は関係ないので割愛しますが、学力試験も合格して面接を受けることになりました。
面接では回答の芯がブレないように本書で得た軸とともに、志望動機や強み・弱み、業務内容に対してどう考えているかなどの再確認を行いました。
参考までに私の軸を挙げると「全ての人が不安なく生活できるよう、一般の方をサポートする仕事で人や社会へ貢献する。」です。
なんともありきたりですね。笑
ですが、自分がどういうことがしたいか明確になったおかげですらすらと回答できました。
今までは面接では1次面接、2次面接…と回数を重ねると「以前の面接との発言が食い違ったかな?」ということも多々ありましたが、自分の軸が見つかるとそういったこともありませんでした。
面接でしっかり回答できたこともあり、無事に内定をいただき、本書に出会った後に応募した2社でどちらからも内定をいただけました。
本書に出会ってから2ヶ月程度経過しており、計6ヶ月で転職活動を終えました。
これから就職活動を始める新卒生の方や転職活動を始めようと思っている社会人の方に特に勧めたい書籍です。
もちろん仕事以外でも使えると感じているので、仕事に限らず何か挑戦してみたいことがある人や自分のことがよく分からない人、優柔不断な人にもぜひ読んでもらいたいです。
きっと今までの悩みや不安が解決できると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
少しでもみなさんの参考になることがあれば嬉しいです。
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